【看護科】卒業記念講演会・看護研究発表会
3月13日に看護科・看護専攻科の卒業記念講演会並びに看護研究発表会が行われました。
卒業記念講演会では、「コロナ感染症と国際看護」というテーマで、国境なき医師団でコロナの集中治療に当たられた看護師の方からの講演をオンラインで行いました。
QRコードを使ってクイズやアンケートをおこない、ICTを活用した参加型の楽しい講演会になりました。
派遣先のイラクで新型コロナ集中治療のプロジェクトメンバーとして活動した際のジレンマや学びなどを中心にお話を伺いました。
「人生何があるかわからない、いろいろなことに挑戦」
「結果だけではみえないストーリーがある」
「BestではなくBetterをみつける」
「『必ず終わりが来る』と未来軸で物事をみる」
一言一言に重みがあり感銘を受けました。
とても前向きな素敵な先生でした。
看護研究発表会は、専攻科2年生が領域別実習で受け持たせていただいた1事例を取り上げ、事例研究としてまとめたものを発表しました。
自分自身を振り返り、文献を読み込み、教員とコミュニケーションを図り、資料を作成し、会を運営する、いくつものプロセスを通して、看護に必要な能力を1つ1つ培うことができたと思います。
そして、何よりも看護の中心は患者様であるという原点にも戻ることができたと思います。
看護のスタートラインに立つ専攻科2年生の皆さんには、実践あっての研究であり、研究でみえたことが実践につながることを忘れないでいてほしいと思います。