【看護科】看護科2年生が初めての臨地実習を行いました
看護科2年生が10月22日(金)~28日(木)の5日間、病院や福祉施設で基礎看護実習Ⅰを行いました。
看護科2年生にとっては今回が初めての臨地実習であり、病院では看護師と一緒に行動する「かるがも実習(見学実習)」を通して、看護師の役割、患者様の療養環境、チーム医療における多職種連携などを学びました。
また、デイサービスセンターの見学や校内実習では、高齢者の方とのコミュニケーションも体験しました。
生徒の感想を紹介します。
★実習に行って自分から「なんで?」「どうして?」と根拠を知りたいと思うようになりました。今までは授業を受けるだけが学びのように感じていたけれど、自分で考えていかないと学ぶことにはならないということを実習を通して感じました。
★実習をして改めて看護の楽しさを感じました。看護師の方の看護援助を見学して、思っていた以上に大変そうでした。しかし、患者さんの感謝の言葉を聞いたり、嬉しそうな表情を見たりすると、私も嬉しくなりました。
★実習を終えてうれしい気持ちです。1日目は何もわからず緊張と不安で思うように行動できませんでしたが、記録を書くうちに自分の反省点や学ぶべきことが見つかり、それを解決するために積極的に行動するようにしました。そうすると毎日新しい発見があり、どんどん自分の中の知識が増えていき、もっと学びたいと思えて楽しかったです。
★実習では自分の足りない点に気づくこともできたし、1年生の時の学習が深まり、学びが多くありました。看護師を目指してよかったと思ったし、入学したときのきらきらした気持ちに戻ったように感じました。
★実習中の1日1日がとても新鮮に感じました。看護師の方は患者さんの元に少しでも早く行けるように歩く速度がとても速かったです。心の中で思っていることは行動に現れるので、看護師は患者さん思いだと感じました。
生徒1人1人が素直な心で看護の1場面1場面をみつめ、心動かされ、看護の心を育むことができた5日間でした。
コロナ禍でしたが、実習施設の皆様をはじめ多くの方々のご理解とご協力により、学びの一歩を踏み出せたことに感謝しております。
看護科2年生の皆さんへ
初めての臨地実習での出会いと学びと感動を忘れず、看護の道を歩み続けてください。